まだ続く震災の痛み




東北3県でまだまだ被災の爪あとが痛々しい。

日本中の誰も忘れてはいない。

でも 次々に起こる新しいニュースに気持が捕らわれてしまう。




新聞の写真を見て胸を突かれ、思わず込み上げてくるものが・・・


女の子



      高橋陽子さん(36)は涙を堪える末娘をアップで撮った。

      震災前は9人の大家族。

      親戚も集まってにぎやかに食卓を囲むことも多かった

      生活は一変した。

      余裕がなくて「3人の子供の辛さに気付かない振りをして

      していたのかも」と振り返る。



      黙って我慢をしていた子供たちも、少しずつわがままを

      言うようになってきた。

      復興とは「みんなが安心して暮らせるようになること」


                     11月19日 読売新聞夕刊より




母子
 

無心に上を見上げる赤ちゃん。

何かを願うように、祈るように頬ずりをするお母さん・・・

わたしも似たようなポーズの1枚の写真を持っている。

でも このお母さんは子供を授かった喜びを素直に味わえないのでは・・・





夕刊


忘れてはならぬ!と突きつけられた写真だった。








スポンサーサイト

瓦礫処理について




瓦礫2


上空から見た東北の沿岸部。

右の道路を人が歩いている。

形を成していない物たちは 瓦礫


瓦礫


リサイクルを考えて処理しようにも選別するのも難しく、、、、。

木もプラスチックも金属もごちゃ混ぜになっているからだ。

こうして瓦礫が小高い丘を成し、至るところに出現している。





この瓦礫を引き受ける自治体が有るや否やで大きな問題に。

いちど白紙に戻して更地にしなければ次へは進めない。

1年が過ぎてしまった、、、、。



アンケートによれば国民の75%は瓦礫の受け入れに賛成している。

安全であれば躊躇うことはない。

国が公平に各自治体に割り振ってもいいのではないのか。

地震、水害、火山噴火、雪崩、液状化など 日本のどこに起きても不思議はない。

できるときに できることをしておきましょう!



東京都に続き静岡県島田市が5000tの受け入れに手を挙げた。

続々と名乗りを上げる自治体が増えて来ているという。



2014年3月ごろにはカナダやアメリカの海岸に瓦礫が漂着するという。

その数1800万t!!

先日ラジオでカナダ人が言ったという言葉。

「日本人が今まで暮らしていた魂の入ったモノたちだから、粗末に

扱わないようにするのだ」

ありがとう!



この件については国家間で大変な問題になると思うが、政府は外交の手腕を

ぜひともスマートに発揮してほしい。



東京から高速道路を走っているとディズニーランドが見え始める辺りに

いわゆる丘のように盛り上がった ごみの山らしきものが在った。

先日通ったときにそこを見て驚いた。

なんと草木が生えていたのである。

知らない人が見ると森か山だと思うのではないか?



この問題は智恵を出し合って解決したいものである。

明日はわが身かもしれないのだから。






震災地への義援金によせて


クリロー


見事に咲き誇っているクリスマスローズ


クリロー2


みんな俯き加減なので撮るときはしゃがみ込んで、、、、


拡大


中を覗くと不思議な世界が広がっている










あの忌まわしい震災から今日で一年

復興は遅々として進まず、国内はもとより世界中から集まった善意の

寄付はどうなったのか、とちょっと一言。




震災後にあれだけ頻繁に流していたAC公共広告、今こそ出番なのでは?

寄付金の合計額を流し、どこにいくら使われているのか 表示してほしい。

あと どこに使うお金が必要であると教えてくれたなら寄付も集まりやすい。

使途不明の場所に漠然と寄付をするのは納得がいかないものだ。




国家予算に組み込まれて対応する部分もあると思われるが、分配に

問題があり、今朝のNHK日曜討論でも議論がなされた。

寄付金の目的がしっかりと表示されれば、とりあえず急ぎ必要なところへ

義捐金が寄せられるのでは、、、、、、、




寄付をした人たちは有効に使われることを信じて厚意を寄せているのに

一方通行ではつまらない。

逐一 経過を報告してほしい、そのために公共広告が役立つはず!

アメリカで基金集めのパーティには数多く出席したが、お金の行く先が

明確にわかっていたので満足感があった。




義援金や物資は活用されてこそのもの。

ゆめゆめ年金や税金の二の舞になりませんように。







復興支援に参加した人の話を、、、、




今日は娘婿が15日に仙台へ復興支援ボランティアに出かけた話を。

海外出張の合間を縫うようにしての行動である。

金曜日、退社後の午後10:30、JRのとある駅に集合。

次に止まった駅が東京。

ここで20人以上乗り込んできて50人乗りのバスはほぼ満員に。




深夜走り続け、朝の5:30に仙台に着いた。

東北大学の学生がボランティアセンターで作業の指示を。

50人くらいの団体が3チームでき、10分後には農家の支援に決まった。




広い田園地帯、一見瓦礫も無いすっきりとした光景。

重機を使って瓦礫の処理をした後である。

ところが文字通り重い機械で畑の土を圧したわけで、作物を植えるには固すぎる。




一人が1メートルの幅を受け持ち、シャベルで掘り起こしていく作業が始まった。

30人が横に並び、前後から2組で掘り起こす。 60人体制である。

掘り返した土を踏まないように後ろ向きに進み、真ん中で出会う仕組みに。


仙台 復興支援


土の中からいろんなものが出てくる、婿が印象に残ったのは携帯電話!!

持ち主のことを思うと無念さが痛いように伝わってきたそうだ。




1時間作業して休憩。

始めは5時間の作業など、、、と軽く考えていたが、これがなかなか骨の折れる

仕事だったようだ。




若い女性もいて、旅行の話などしながらごく自然体で働いていたと。

フランスやポーランドから来た留学生も手伝いに来ていた。

バスで一緒になった中年の男性は4回目だと。

夏は学生も多かったが、現在は学生は少ないらしい。


復興支援2


一日の作業で完全に終わったわけではなかったが、翌日のチームが仕上げて

くれたとの連絡があった。

夕方仙台を離れて帰途に。




バス代、ランチ、もらい風呂が入って8,000円のコース。

2月にまた行ってくると彼は言う。




いろんなツアーがあるようだ。

仕事も 話し相手 というものもあるらしい。

娘と孫も早朝出発の日帰りバスでボランティアに行く計画を立てている。

バス会社も10人いれば迎えに来てくれると。




人の手による微々たる作業でも積もれば大きな結果が得られる。

高校生や中学生の修学旅行は東北へ作業に。

大学生はボランティアに出かけると単位がもらえる、就職に有利になる、、、、。

こんなことを取り入れるというのは如何でしょう、教育委員会のみなさま。

教職員組合のみなさま、生徒たちには社会の授業ですよ。




オーガナイザーの学生さんたち、日本中から出かける協力者のみなさま、

頭が下がります。

どうしても出かけられない方は義援金という形で支援しましょう。

東日本大震災、忘れないで、風化させないで!!







地震で止まったガスは?

寄せ植え


ガスメーター器が門から入ってすぐ、アピローチの始まる右手にある。

これを隠すために寄せ植えのスタンドを置いていた。

    弁解:植木屋さんに庭の木を刈ってもらった後は全てのバランスの

           調整のため、寄せ植えもずらしたので隠れなくなった……。




実生した木ものの足下には季節ごとに花を入れ替えて楽しむ。

この夏はポーチュラカ。




門脇の大きな木を丈詰めし、小枝をすっかり刈り取ると、なんと、、、、。

日光の恵みを受けてそれまで動きのなかったポーチュラカがとたんに

成長し、遅まきながら花をつけてくれた。



ポーチュラカ


色は何色か入れたはずだけど……。


ポーチュラカ アップ


ボケているのは腕が悪い? カメラのせいにしてもいいかしら、、、、、、?





ガス、電気のメーター器は家を建てる前からだいたいの位置が決まっている。

我が家では電柱が敷地内に入り込んでいたくらい。 もちろん移動したけれど。

区画と共にインフラが先行し、持ち主の意向は反映されないものだ。



電柱から引き込んでくる電線や電話線は建物の美観をそこなう。

かといって埋没型の電柱にすると災害時に道路の工事を先ずしなければならず、

時間とコストがかかり過ぎるようだ。



このガスメーター器は東北大地震のときと、その後の余震と2回とまった。

ガスの供給が止まってしまったということ。

メーター器に下げている説明書を読んでいたので復旧はすぐできた。

慌てなかったのは 知っていた から。



ところが知らなかった人はずっとガスが止まっていたのだと思っていたらしい。

お隣がお風呂を沸かすガスの音で気がついた方。

近所での立ち話で知った方。

班長さんが個別に回って復旧の確認をしたところも。



非常時にそなえてインフラのあれこれをチェックしておきましょうね。






受刑者の義援金!!

オキザリス白
         オキザリス




東北の震災に対し、国内はもとより遠くは海外からも義援金が寄せられている。

しかも国内事情が大変な国からも。



少々の驚きを持って、いいお話をご紹介。

江田法相が4月26日の記者会見で明らかにしたところによると、

全国の刑務所受刑者などの2800人から約2156万円が送金されたと。



お金の内訳は受刑者らが入所時に所持していた現金や、刑務作業の報奨金など。

まさに貧者の一灯で、背景にある彼らの心情を推し量ると胸に迫るものがある。

東北の震災は受刑者たちにとっても思うところがあったに違いない。

外に出られない彼らにとって、義援金を寄せることが唯一の心配の証だったのだろう。

世界中、いろんな立場の人たちに、あらゆることを考えさせた震災だった。



ポスト前
     郵便受けの前のオキザリス




蛇足ながら法相のもう一言を。

「出した出さないで、服役期間などの処遇に違いはない」。





生産者をバックアップしよう!

千葉野菜




千葉県の野菜です。

農家の野菜ではなく、趣味人の野菜です。



散歩しているとご近所のご主人が声をかけてきた。

「野菜、ほうれん草ですが食べますか?」
「まあ、うれしい。いただきます」
「いやあ、こちらこそ。今こういうときなので、要らないって言う人もいるんですよ」


彼の借りている畑はかなりの広さだった。

ほうれん草が大きくなりすぎて、あとは畑に混ぜ込むだけだと。


目の前で引き抜いていただくほうれん草。

新鮮! 贅沢!!

ついでにカキ菜、からし菜、グジョウネギをいただいた。



両腕にいっぱいの幸せの塊。

「ありがとうございました。今度はトラックで来ます」とわたし。



3箇所に分けて、ウチの分だけでも写真に写っているほど!!

誰も、疑いの言葉も挟まず、喜んでもらってくれた。



作っている人にとって、作物は食べられてこそのもので、廃棄処分は悲しい。

ましてや、農業を生業としている人にとっては死活問題である。

流通に乗って店頭に並んでいる食物は安全である、と言い切れるなら東北の、千葉県の

産物を率先して買いましょう。

風評被害が出るのは、行政がきっちりとした指標を出していないからだ。

今回は全ての対処が後手に回り混乱しているが、せめてわたしたちは平常の生活を

取り戻し、正しい消費活動をして生産者をバックアップしましょう!!






いまさら縄文・弥生時代には戻れません

勿忘草
      勿忘草  初一輪



「政府はわたしたちに何か隠しているぞ!って思いません?」
と友人にメールで聞いてみると、


  政府は何か隠す程の能力はありません。

  東電も この状態で右往左往はしていますが、隠すまでの度胸も力もありません。

  と、朋友の原電のおじさんが言っていました。


との返事が。

人脈の広い彼からは、こと何かあるとホットで信頼できる情報が得られる。

彼は、細やかな気遣いと抜群のユーモアとジョークでまわりを虜にしてしまう人物。

たくさんの添付書類で専門家の分析を読むと、恐怖心がわき、現場の第一線で働いて

いる方々に頭の下がる思いである。



原発は机上の論理どおりにゆけば安全で有効なエネルギー供給源であるが、設計された

とおりに建設されず、検査もしていないに等しい、いい加減のようである。

しかも耐用年数をはるかに越えているらしい。



一流の建築家に設計図を描いてもらっても、施工する職人の大工や左官、配線・配管工が

いい加減な仕事をしていたら、、、、まともな家は建たない。

また職人たちの腕がよくても、生命の危険に晒されているような現場では二の足を踏む

のではないか。

まんいち意気に燃えて仕事を引き受けたとしても、時間的制約のなかで納得のゆく仕事を

させてもらえないような現場では遣り甲斐がない。

そして腕が泣こうというもの。



放射線を浴びながらの仕事は秒単位で、一つのボルトを締めるのに全速力で走ってゆき、

1、2回締めると次の人に交替。

最先端技術を駆使して設置されるであろう現場がこのような実体であると知ると背筋が

凍る。




原発は二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーではあるが、危険も大きい。

代替エネルギーがないとすれば安全確保が完全にできるまでは待つべきでは?

設置にはロボットが関わるよう技術開発を望み、わたしたちは節電をあらゆる方法で

試みて頑張ろう。

縄文・弥生時代に戻れというのではない、昭和30年代でもいいのでは?






自分の存在意義を問うてみる

マズロー
     ウエブサイトより画像拝借





みなさまご存知の「マズローの法則」。

何を今更の古い説だが、この頃しきりに、この法則について考えている。



便宜上、最下段の「生存欲求」を 1 として、上へ番号を振っていくと。

  1・生存欲求

      食欲、睡眠、排泄

  2・安全の欲求

      住居、衣服、貯金、生命と生活の安全確保

  3・社会的欲求

      友情、愛情、協調、人間関係(帰属の欲求)

  4、自我の欲求
 
      社会的地位や名誉、承認の欲求、尊敬されたい気持

  5・自己実現の欲求

      単なる夢の実現ではなく、自己の存在意義を追求し実現させる



現在、被災地の方々を考えるに、5段階全てをクリアーしていた方もあったであろう。

4までで、さあこれからという若い方もあったか、、、

少なくとも3段階までは欲求実現済みだったはずである。



もろくも崩れ去ってしまったピラミッドの再構築に全世界が手を差し伸べている。

生存欲求はなんとかなるが安全の欲求は時間がかかりそうだ。

いまも空き巣狙いが横行し、被害総額1億円と推定されている。

やや落ち着いて保証金が下りた後には詐欺事件が多発する事も予想される。



本来なら心配などする必要もなかったはずの原発の事故。

生命が危殆に瀕しているいま、根底が揺らいでいる。

その上の欲求などあり得るのか。



仮に安全が確保されたとしても、身内、友人、職場を失った大きな痛手を癒すには

相当な時間と努力が要るであろう。



「自己実現の欲求」をかなえるために、などと意識もせずに素直な気持から

日本中の老いも若きも一丸となっているのがうれしい。



月並みの言葉であるが「ガンバレ日本!」。







いました! 粋なバイク野郎

プリムラ
     プリムラ・ポリアンサ



20年位前なら、オートバイに乗っている若い男は暴走族だ、などといわれ

白い目で見られたものだ。



わたしの日本での油絵の先生の話。(30年位前のこと)

中年ライダーなんて珍しかった頃。

信号のところで近所のお知り合いの小母さんに会った。

「こんにちは」

小母さんは知らんふり。

「こんにちは、奥さん」

「だまれ、不良奴が!」

と、怒鳴られたそう。フルフェースのヘルメット姿では誰だか判りませんものね。



現在ではツーリングを親子で楽しんでいる知人もいる。



仕入れてきたばかりの いいお話 を。

知人のバイクショップを経営している男性。

オートバイ大好きが嵩じて商売になったそう。

店舗の二階を開放して、仲間でツーリングのビデオの公開、賞を取った大会の報告、

地域社会貢献についての話し合い、そして親睦の飲み会に。



その彼らがグループで先週、1週間の予定を組み、被災地へと向った。

自分たち用の食料を持ち、バイクを改造して。

現地で車の走れない off road を、小回りを利かせて物資を運ぶために。

3児の父親で、下のお子さんはまだ2歳前。

勤勉実直で柔和な笑顔の彼の行動に、話を聞いただけでウルウルとしたわたし。


こんないい話、日本中にいっぱいあるのでしょうね、、、、






プロフィール

白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR