映画「沈黙」






沈黙




遠藤周作の本を読んではいた、何度も。

でも、何も記憶になかった。

ただ一か所、キチジローが裏切るということだけを除いては。




沈黙の意味を解き明かしてもらったような気がする

まだ鑑賞していない方のために書くのはやめておこう。




17世紀、純粋な心で布教を考えているパドレ(神父)。

背景には腐敗しているローマカトリック教会がある。

受け入れ側の日本も、武器がほしかった。




宗教と政治!

メイフラワー号には多くの清教徒と大勢の犯罪者たちが。

先ずインディアンを殺してからアメリカ大陸に上陸した。




とにかく、、、、

運命は受け入れるしかなく、従うしかない

逆らっても無駄。




未来(先)が見えていたら絶望するだろう。

山あり谷ありが人生だから。




現在(いま)を大切に生き抜きましょう!










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「五日物語」






五日物語





○○物語と聞くと気になってしまう。

○○の謎もわくわくする。

新聞で紹介文を読み行ってきた、観た。




東京は室町のコレドで上映。

三越デパートに用事もあったし・・・




グリム童話の原点にもなったとか。

本当は怖い童話ってかつて話題になったように、大人の童話

観たかった理由のもう一つはあの時代のインテリアと衣装。




10人の語り手が五日間かけて話して聞かせた中の三話。

それらをうまくつなぎ合わせて映画に。

イタリアが舞台、イタリア映画なのに英語を喋っていた。




女性の性を滑稽ともとれる描写で魅せてくれる。

やはり童話であり、おとぎ話、不思議物語!!

面白かった~




終わって1Fで食事をし、かねてより欲しかったワインが

あったのでゲット!

3本の名前を言って、1本だけ手に入った。

カリフォルニアの白、クリスマスにみんなで開けましょう。










オケ老人









オケ老人




娘の夫が出張だというのでお泊りに。

翌日 映画「ブリジッド・・・・?」を観に行こうと誘われた。

「オケ老人」が観たいとわたし。




行ってきました~

文句なしの佳作でしたよ~




笑いあり、涙ありの大げさでない作品。

私たちだけだったら、絶対に観にいかない映画よね、と娘たち。

ありがとう と礼まで言われた。




印象に残ったシーンは、

病室で枯葉がひらりと落ちたシーン。

誰しもオーヘンリーの「最後の一葉」を思い浮かべる、、、、

しかし!




もう一つは、

やはり盛り上がりのシーンで、停電した後!




途中で拍手をしたい衝動にかられた。

わたしが子供のころは観客が手をたたき、声援を送ったものだ。

アメリカでは最近でも観客は素直に反応していた。




館内には10人余りの人だけ。

大作もいいが、佳作をどんどん世に出してほしい。

映画は娯楽、ときに人生の先輩、教師でありたい。








ハドソン川の奇跡






ハドソン




何年振りかで映画館へ。

娘と待ち合わせて「ハドソン川の奇跡」を観た。

映画の良さはもちろん、お詳しい方々にお任せして。




さすがアメリカ、ハリウッド映画だと思った。

登場人物に人種の偏りがない。

映画もCMも3人いれば、必ず一人は黒人が入る。

この黒人も今では「アフリカン アメリカン」と言わなければ。




タクシーの運転手がアラブ系、救助に向かう船長がヒスパニック。

乗客は高齢者から乳児、太った人、陽気な人たち・・・・・

人種の坩堝の国ならではの配慮である。





俳優陣に、如何にもハリウッドグラマラスがいない・・・・・

女性CAや、受付嬢の役どころ、いるいる、こんな人。

静かな、穏やかな作品だった。(音的にではなく)




字幕が以前のように、画面の右上に小さく出るのではなく、

下に大きな、読みやすい文字で出る。

眼鏡を忘れたわたしでも、はっきりと読み取れた。




訳も簡潔でよかった。(わたしの解る範囲でね)

字幕スーパーの訳者は普通の通訳とは異なる才能を

要求される。




やはり、映画は映画館で!










遥かなる山の呼び声







遥かなる山の呼び声




アメリカ映画「シェーン」のリメイク版とは知っていた。

「シェーン」は10回以上観た名作である。

さて さてどのように生まれ変わるのだろう・・・・・




米国版は荒くれ者が出てきて、結構 苦手なドンパチもある。

西部開拓時代の土地の利権争いや開拓民の貧困が背景にある。

日本版は善人たちばかりで残酷なシーンもなく構えて観ていただけに良かった。




日本人として気持は理解できるし、高倉健演じる男性の男らしいこと!

男女が一つ家に起居していれば下種の勘ぐりも生まれように・・・・・

そのへんを避けているところが気に入った。

実際 何もなかったのだが。




「幸せの黄色いハンカチ」に続くような展開。

どうやって表現するのだろうかとワクワクしていたら・・・・

終わりの纏め方が素晴らしい!!




惜しむらくは ハナ肇演じる男が高倉健を慕うようになる過程を

もっと丁寧に、深く描いてほしかった。

それでこそ最後の盛り上がりも感動が腑に落ちるというものだろう。








伊映画 ひまわり





若かった頃の映画といえば、イタリア、フランス、アメリカ・・・・とロシアもの。

封切の映画館に行けば、3本100円の映画館へも行った。

結婚してからは映画館へも行かず、また映画自体も衰退気味になっていた。




1970年製作のイタリア映画「ひまわり」はテレビで観た。

今回DVDで観ると、今までの記憶とは全く異なる感想を持つ。

不思議なことに映画も本も年齢に応じて感想が違ってくるものだ。





ひまわり



戦地シベリアで生死を彷徨っていた時に助けてもらった現地女性と結婚。

当時 記憶を失っていた彼はそれが重婚とも知らずに。

記憶も戻り、目の前にイタリア妻が現れて動揺した彼。




よりを戻そうとする彼を男の身勝手だと思う????

世界一マザコンのイタリア男 の胸に一気にホームシックの火がつく。

戦後10年足らずの共産国ソ連は住みにくかったに違いない。

祖国に居る妻とは楽しく甘い生活だけの思い出がある。

帰りたい、帰りたい、でも帰れない・・・・・・




主演女優ソフィア・ローレンの凄まじいまでの存在感!

1900年代半ばの三大女優はあとエリザベス・テイラーとオードリー・ヘップバーン。

一番の美女はテイラーで、一番人気はヘップバーン。

ローレンは日本人にとって美人なのか??

彼女は史劇等では圧倒的なはまり役を演じた。




どこか 安藤美妃 に似ている。

ローレンの映画「二人の女」もまた観てみたいものだ。








フォレスト ガンプ 、観ました





かつて話題になった映画、 「フォレスト・ガンプ」 を借りて観た。

ストーリーも知らず、ただアカデミー賞をたくさん獲得した映画、、、、という知識だけで。




フォレスト・ガンプ



映画が製作された1994年は、ちょうどLAに住んでいた。

ニュースでみても、話題になっているらしくても、なにしろ英語なので

いまひとつピンとこなかったのだ。




ところが露出度の高かった彼の顔だけは覚えていた。

ある日、信号待ちをしていたときに、ふと隣を見ると・・・・

じーっと見詰められる気配を感じたのか、運転手がこちらを見た。

なんと トム・ハンクス




この映画の主人公、フォレストは知能が普通の子供よりはるかに低かった。

天才と○○は紙一重というように、何かに没頭すると脇目もふらない。

その類稀な、純粋で一途、ひたむきさ が彼の人生を節々で好転させた。




アメリカの大学は一芸に秀でていると奨学金を出して入学を許可する。

フォレストは超人的な俊足を買われて大学のフットボール チームで活躍。

でも、、、、よく卒業できたものだ。




この映画にはケネディを始め、続く6人の大統領が出てくる。

またプレスリーやジョン・レノンも出演、主人公と何らかの接点もある。

これが楽しくて、、、、わたしは自分の過去を重ね合わせて懐かしんだ。




社会的にもヒッピー、麻薬、ベトナム、エイズなど盛りだくさんの歴史がぎゅっ!

ファッションとインテリア、街の風景などサービス満点だった。




フォレスト・ガンプ2


上の写真、つまり映画の場面で驚いたのは、ジェニーという女性が着けている下着!

映画の設定の時代より10年前の日本でさえ、もっと可愛いブラがあった。

こんなぶかぶかの下着も穿いてなんいませんでしたよ~




LAの西に住んでいたのでお店やレストランなどでスターやタレントに出会うことも。

日本人では 松田聖子 とお寿司やさんで一緒になり、しばらくお喋りを。

夫はレストランで マドンナ と背中合わせに。

娘は寿司店で シンディー・クロフォード とカウンターで同席。




日曜日にダウンタウンをいつものように走っていたら、、、、通行止めになっていた。

理由は、映画の撮影だから。

ショッピングセンターでベンチに腰掛けていたら、今から撮影があるので

動かないなら、そのまま座っていてくださいって。




非日常的な日々が結構ありました。








映画「アラモの戦い」





1976年元旦、テキサスはサン・アントニオにある アラモ砦 を訪れた。

予備知識のない観光はいつも多大なる驚きと欲求不満をもたらす。

ヒューストンから車で3時間、ここって何???



アラモ



中に入ると博物館になっており、よく解らないままに小冊子を買う。

1泊してメキシカン料理にもあまり馴染めないまま帰路に。

ただなんとなくじーんとくるものがあり、興味津々で帰宅して謎解きにかかった。




ストーリーはネットで調べていただくとして、感想を。

アメリカ人にとって アラモの戦いは南北戦争と並ぶ建国時の一大叙事詩

かつてはメキシコ領だったテキサス、独立するための戦争が「アラモ砦の戦い」。




テキサスはその土地の大きさと実力からいっても一国家を名乗ってもおかしくない。

州の形からしても充分美しい。

アメリカ合衆国に入ったのも遅い方だった。




アラスカが合衆国に加入するときにテキサスが難色を示したそうな。

なぜなら、テキサスがアメリカで最も大きな州だったからである。

そのときにアラスカが言った。

「つべこべ言うならアラスカを半分にして3番目の大きさにするぞ」と。




ビジネススーツを着てカウボーイハットをかぶる、ブーツを履く。

ジョークが好きでサザンホスピタリティにあふれている人たち。

夕食に招待されても手ぶらで行く、なぜなら 必ずお招き返しをするからだ。




知らない人でも目が合えば、「ハーイ」と明るい、まるで山歩きの如し。

にっこりと笑いかけてくるし、、、、それゆえ東海岸の人たちは田舎者だと言う。

子育てをテキサスでしてよかった。




何となく外様大名的なテキサスは第二次大戦のときは激戦地にやられた。

当然 日本軍と戦うことに。

1990年代末でさえ、日本人に偏見をもっている人がいた。

話をする事によって解りあえたが、、、、

人的交流がいかに大切かと思い知った日だった。












少年 H





評判だった映画をやっと自宅で観た。

水谷豊のファンでもあるし、、、話題作でもあったし・・・・

ずばり「佳作」である。



少年H



ところがこの原作に対し、「間違いだらけの少年H」という本が出版された。

確かに映画の中でも ン?  と思う箇所はある。

でも、わたしの許容範囲に収まり、良い映画だと評したい。




原作はもともとただの小説であり、歴史小説ではなさそうだから。

大衆受けをした本に対し、内容の時代に詳しい人 がクレームをつけたようだ。

ではでは、世界的な評価をとった時代劇のかつらが時代考証に合っていない。

江戸時代、武家の家には表札はなかった・・・

などなど、これに識者がクレームをつけないのは何故?

内容に至っては推して知るべし!



H.jpg



この赤いセーターは主人公の少年、肇くんのイニシャルであるH。

この時代、男の子が赤いものを着るのはとても抵抗があったはず。

「エッチ」と発音をしないように、ね。

日本ではそう発音をすると変な意味が罷り通っているようだから。

Hは「英知」と発音するのが正しい。




戦争が終わって真面目に生きてきた大人たちは 無気力 になったらしい。

価値観がひっくり返り、茫然自失の状態だった。

民主主義、自由、権利と義務などの言葉が子供の口からも飛び出た。




終戦をティーンネージャーで迎えた人たちは子供の教育に戸惑った。

そして日本人の心は変わっていった・・・







黄色いリボン






♪あ~の娘の黄色いリボン♪

西部劇映画を観ていた年代の方にはなつかしい歌である。

実際日本で上映されたのは1951年で、わたしはたぶん後にテレビで観たのかも。




今回家のテレビで観たので感想を。

まず表題の「黄色いリボン」は映画としてほとんど関係がなかった。

恋人の、愛する人の帰還を待つという小道具にだけ使われた。

本題はジェン・ウエイン扮する騎兵隊の大尉の物語。



黄色いリボン



歌詞では「彼女は首に黄色いリボンを巻いていた」とあるが、

写真の通り 首にではなくリボンとして髪にあしらっていた。




男の中の男である大尉は文句のつけようもない素晴らしさ。

その彼の退職前の最後の活躍が描かれる。



  注:これから観られる方は以下は読まないでください



砦の近く、大尉の管轄内でインディアンの4部族が合体して攻めて来るニュース。

彼は一つの部族の友人である酋長に会いに行く。

老酋長は若い者たちが決起していてもう自分たちの意見は聞かないのだと。

平和的な解決は望めず、大尉は秘めていた作戦を実行に。




夜 馬小屋(馬を囲っている場所)を襲い、馬を放ってしまう。

これではインディアンたちは戦うこともできず、居留地へと向うことに。

一滴の血も流さずに成果を上げた大尉の功績!




インディアン居留地は全米にたくさんあり、カジノを運営しているところ

もあれば、伝統文化を見世物として観光地化しているものも。

が、政府の保護下で生きる目的を失い、アルコールとギャンブルに

明け暮れている者も少なくない。




中には居留地を出てアメリカ社会に溶け込んでいった人たちもいる。

わたし達が住んでいたヒューストンの家の隣の奥さんがインディアンだった。

そう言われてみてもそれらしくは見えなかったが。




観光地でインディアンの踊りを見た。

頭に羽根飾りをつけて男性の若者から老人までが輪になって踊っていた。

わたしはその無表情な、ふてくされたようにも見える若者をまともに

見られなかった。




かつては1000万人いたというインディアンは現在ではその5パーセント。

  自分たちが必要な分だけ採って暮らすインディアン

  利益のためにより多くの生産に努めた白人たち

子供の頃に男子が「インディアン 嘘つかない」と手を上げてふざけていた

のを思い出す。




映画って ほんとうに興味い(おもしろい)ですね~















 
プロフィール

白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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