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重い映画「尼僧物語」




尼僧物語



オードリー・ヘップバーンの原点を表現したような映画。

この映画での経験が後々にユニセフに身を投じることに繋がり、

また演じたことで意思が明確になったのかもしれない。




この映画では尼僧に扮し、コンゴで現地人のために医療に携わる夢を追う。

修道院で身につけなければならない規律や戒律は時として人間性を欠く。

夢の実現へ向かうときに出くわす難題は、越えようとすると押しつぶされ、

譲らなければ謙虚さにかけると諭される。

神に従順すると夢は消えてしまう……




「患者さんの話を聞いていても鐘がなるとお祈りに行かなければなりません」

「貴女は修道女であって看護婦ではないのですよ」

神への素直な服従だけが自分の求めているものだろうか・・・




修道院での戒律は暮らしも考え方も人間らしさから程遠い。

これほどまで厳しい生活を強いられているのかと驚いた。

イエスさまもここまで形骸化した宗教生活を望んではいなかったのでは?




ロシアで有名な尼僧院の前で説明を受けたときのこと。

皇帝が亡くなるとその妻や愛妾たちはここに入れられたそうだ。

表向き厳しい僧院だが、地下には道があり、近くの男性修道院に直結。

道の途中には産み落とされ、始末された赤子の死体が幾つもあったという。




かつてのローマカトリック教会の腐敗など、聖域は表面だけのことも。

ヘップバーン自身はカトリック信者ではなくプロテスタントだった。

映画が公開されたときは物議をかもしたようだ。








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白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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