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訪問医療






この6年間、3ヶ月に一度東大病院へ夫を連れて行っていた。

それも11月、娘の介助があっても、もう通院は無理と判断。

2月にわたし一人で病院へ行き、先生にお別れをしてきた。




薬の効き目もなくなり、病状が改善することもない現状、、、

家で静かに様子を見たいと伝えた。

「そうですね、そうしましょう」と先生。

彼の病気について、引き続きの新しい先生もなく、薬も飲まないことに。




近くの内科で血圧降下剤を処方してもらっている。

こちらもケアマネージャーとともに最後の診察に行った。

これからは 訪問介護の制度 を利用することに。

月に一、二度、先生が往診してくれるのだ。

高血圧の薬もこちらの先生から出る。




病院ではなく家で介護をしている場合は、人が亡くなったとき、

24時間以内に医師の診断が得られないと、

警察を呼ばなければならないとか。

このための訪問医なのである。




通院をしなくてよくなったのはありがたい。

でも、遂にここまできたのかという感傷!

「一番大変な時を頑張って通り過ぎると、後は楽になるから」と知人が。

つまり本人の体力も落ちてきて介護が楽になるらしい。




そういえば、、、、辛かったのは1年前だったかもしれない。

多い日には4回も洗濯をした。

洗顔、爪切り、散髪、下の世話、食事を食べさせる etc.

もう慣れてしまった、毎日のことだから。




結婚式の日に、一生寄り添うことを誓ったが、ここまで想像はしなかった。

夫のような特殊な病気の人は身近にいなかったので。

でも、でも、痛みはないし、感情もないし、いい病気かもしれない。

虫歯もない自分の歯で美味しそうに食事をする夫は

ある意味 幸せ?




そう思うことにしよう!!











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No title

考えていました。

6年間 11月 2月 辛かったのは1年前

その時、私は何か少しでも、マダムのお役に立てたかしらと。
いいえ。だって何もおっしゃらないんだもの。

ご自身のブログにつらい事をあまり書かれないのは、
さすが人生の先輩だと思うのですが。
そのつっかえ棒がいつか折れてしまわないかと心配です。
話を聞いて一緒に泣いてくれる友人を身近にお持ちですか?
ああ、近くに住んでいたら良いのに!

おはなさま

こんばんは、コメントをありがとうございます。

ブログを書くにあたり、自分に課していたしないこと
その中にあまりにも個人的なものも入っていましたので。
ただ、夫の病が頭を大きく占めるようになりカミングアウト。

> 話を聞いて一緒に泣いてくれる友人を身近にお持ちですか?
二人の娘とご近所に友人、犬の散歩仲間、ブリッジの友、、、、母もいます。
みなさんが温かく見守ってくださり、経過を聞いてくれるのです。
ありがたいことだと思っています。

私は感受性が強く、落ち込み方は激しいのですがV字回復も早いのです。
泣いていたのはずっと前、諦めが今の私を支えてくれているのかしらね。

おはなさんのことのほうが、私には心配ですよ。
一人で頑張っている姿には脱帽です。


介護

揺れる自分の気持ちに翻弄されておりました。
” 大変 ” などと、一言では言い尽くせない介護生活です。

ましてや、先を教える医者や先輩もいない、
自分が ” 先頭 ” なのですから、

女性の力で、良く頑張られました。
私など、男でさえ、、たかが半年でヨレヨレ状態、情けないのです。

白秋マダムさんの強さに感服しております。
時に見せる弱さも、スグに乗り越えて、、「ワタシは、、」と、前に進まれるのですから、、

手本にして、おります。

Re: 介護

こんばんは、ご訪問うれしいですよ。
大変な時は他人事ではありませんものね。

置かれている現実を受け入れるまでには時間が
かかります。
思いっきりそこに浸りきれば、次に何を見つめればいいか
自ずとわかってきます。

自分が後悔しないように全力で向かい合いましょうね。
様々なケースがあります、最後は自分を納得させればいいのですから。


プロフィール

白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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