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新居探し! 50軒ですよ

の道路ジャカルタ 住宅街
       

ジャカルタで引っ越すことに決まった。 決めたのだ。

日本人女性の不動産やさんを紹介してもらう。
インドネシア人と結婚している、この人も美人。
  (何故か、わたしの知る限り、みなさんお美しい)

条件を提示した後はひたすら巡り歩く。
 ちょっと暗いわ
 家具が薄汚いし、、、
 お隣近所の治安が悪そう
 学校まで少し遠いかしら

門の前までで引き返すこともしょっちゅう。
こんなことを考えているうちに、またたく間に50軒も見て回った。

「気にしない、気にしない、100軒当った人もいるから」と慰めてくれる。

一軒気に入ったのがあった。
家は気に入ったが家賃が合わない。 落胆しているわたしのために交渉してくれた。

不動産やの彼女曰く、
「エリーさん(大家さんの娘で営業をしている。仮名)が、たくさん家を見に来る
人はいるが、みんな不足ばかりを並べ立てる。彼女は(わたくし)この家をとても
気に入ってくれた。そういう人に貸したいのだ、と言ったのよ」

そしてこうも付け加えたという。
儲かる家ばかりじゃない。損をする家があってもいいのだと。

大家さんはもともと建設業で外国人相手の賃貸住宅に手を染め始めたばかりの
ころだった。 この家で借家は6軒目だと。
しかも家賃もこれでいいと言っていた人を断って、わたしと交渉に入る。

金額を落としてもらった上で、こちらも会社と交渉し、3年分の前払いを5年契約の
前払いということで話は纏まった。

床壁天井があるのみ、次の段階で、わたしの希望通りの建具が入る。
カーテン、家具、照明器具まですべてわたしの選んだもので揃えてもらった。
買い物にもエリーさんと二人で行った。

希望には制限はつかず、こちらが制御するほどである。

あとで聞けば、普通は多少の希望は入れてもらえるらしいが、これは異例のこと
だったようだ。

どうしてそこまでしてもらえたのか。
エリーさんにも考えるところがあったのである。


6歳くらい年下のエリーさんとわたしは友人といえる仲になっていった。 
                              ―つづく―



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白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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