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若気の至りでは済まされませんよ

バンドン
      image from National Geographic  1971年のバンドン


ジャカルタにいたとき、あるアメリカの大会社に勤めていた方と友人を介して
お知り合いになった。

近くの島に遊びに行ったとき、多忙を極める彼はヘリコプターで駆けつけた。

お嬢さんの誕生日パーティも、奥さまがセッティングして大学生が立錐の余地もない
ほど集まり、見るからにアメリカナイズされた家庭だった。

インドネシア人としては成功者であり、恵まれていたと思う。
ところがある日、彼は失脚し、職を失うことに。

原因は1960年代に巻き起こった学生運動にあったらしい。
彼はバンドン工科大学の学生でデモにも加わっていた。

スカルノが政変でスハルトに代わり、共産党とその支持者たちが徹底的に弾圧された
ときには、ご主人は問題なかった。

そのころは密告者が相次ぎ、報道写真などからも摘発されたという。

時は流れ、成功者になった彼は、人生の最も充実期に入ったころになって密告された。
友人は嫉妬からだろうと言っていたが。

韓国の386世代と呼ばれる人たち、中国の天安門事件に関わった人たちも
いつの日か、世の中が変わったときに足をすくわれるかもしれない。

デモンストレーションという方法で主義主張を訴えるのはいいが、決して軽い気持で
流されて参加してはならない。


ましてや烏合の衆となって暴徒化し狼藉を働くなど以ての外である。

写真や動画に記録され保存される時代、カメラの性能は抜群ですから。




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白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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