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オンライン古書店「パラメデイカ」

千両角


ラジオ深夜便で得た情報。

自分の胸だけにしまっておくのは勿体ないと思い、ご紹介します。

星野史雄氏が経営する「パラメデイカ 」というオンラインの古書店がある。

    注:パラメディカルとは医師以外の医療従事者のこと

夫人が乳がんを患ったときに、同じ病気の人の闘病記を読みたいと言われ、書店や
図書館で探したが見つからなかった。

世の中には、その類の本はたくさんあるが、見つかり難いのだという。

患者自身の闘病記、手記、日記、または介護記録などはほとんどが自費出版なので、
書店に並ぶこともなく消え、あるいはあっても本の題名から検索できないことも。

確かに「○○病と闘って」とか、「○○に打ち克つ」などと直截的な表現はあまり
しないかもしれない。

中には「すみれノート」といったタイトルもあって、図書館側も分類に困るようだ。

本を読まない限り何の本なのか、内容も分からない。

意外なことに、これらの本は古書店で手に入るそうだ。

星野氏が夫人のために本を探すうちに、患者の、あるいはその家族の書いた本は同病
者の役に立ち、励まされ、不安も解消されてゆくことに気がついた。

夫人を失ってからは、ご自身で古書店を開くまでに至り、本を求めて全国をまわるため、
店舗経営は難しくなり、オンラインでの商売に移行した。

山のように集まった本を病名ごとに分類し、ネットで対応する。

患者や家族は体験者の書いたものから症状を知り、薬や治療法を知る。

重い病の人も本から、知識だけでなく諦めと覚悟も学ぶ。

星野氏の「3冊読めば病気が解る」という言葉が印象的だった。

2、3のエピソードも聞いた。

亡くなった人の家族が本人の気持を後から日記で知り、辛い思いをしたり、意外なことに
気づかされることもあるそうだ。

わたしも知人から聞いた話、亡くなった人の残したノートのページいっぱいに、
痛い、いたい、イタイとびっしり書かれていたと。

痛い思いを抱え、病院で眠られぬ孤独な夜を過ごす人たちのために、オンラインショップ
の存在を記憶しておきましょう。

いつかはわが身に起こることかもしれません。



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白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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