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デミタスカップ -4-




カップ&ソーサー


ドイツはババリア地方の磁器メーカー、シューマン

工房としては後発メーカーでマイセンはもちろん、KPMやアウガルテンにも

遅れをとった。




手描きで超がつく高級品の老舗メーカーに太刀打ちするために使った手は、、、、。

トランスファーという写し絵シールを用いたこと。

食器の形はそっくりでも、また地肌が同じように美しくても手描きとなると普及品では

難しい。




そこで転写できるシールを考案し、食器に貼り付けて焼き、手描き風に仕上げた。

コストがかからなくなったため手軽に購入でき、またたく間に普及し、王侯貴族の

食器でしかなかった磁器が中産階級のブルジョアに広まっていった。




写真は何ら普通のカップ&ソーサーと変わらないように見えるが、実は半分のサイズ。

しかも手描きがどうかの判定もできない。

見分けのつかない人には、こちらで充分。





見分ける方法は拡大鏡で見ると、無数の点が集まって色を構成しているのがプリント。

手描きのほうは触ると凹凸も感じられるし、筆の勢いが見て取れる。

揃いの食器でも微妙に絵が異なるので注意してみれば判断できる。

マイセンなど揃いのセットで如何に寸分違わず絵を描けるかがペインターの実力だった

時代もあったようだ。

でも、そこは人のする仕事、手描きだからこそ微妙な違いが生まれるのだが。


カップ サイド


この程度のアップでも、ドットが見える。


シューマン カップ


カップの中に小さな花柄を描きこむのは至難の業。

シールだから可能なのだ。


裏印


裏印

シューマンもいまや立派なアンティークで、もはやお安くはありません。




似たような手法で売り出して人気のあるのが現在の フッチェンルーター の食器。

マイセンの流れを汲み、クラッシックな食器がお手頃感ありで手に入る。




アンティークショップで王冠に関係した絵の裏印があればゲットです。

もちろん、お好きであればですが、、、、。







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No title

母とアンティークショップを巡ってます
見つけたらまるでマダムを見つけたように
小躍りして買ってしまいそう!!笑
↓ベトナム人の多いメルボルン
私もベトナム人が好きですよ!
ベトナムに一度は訪れたいと思っています

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ぼるんちゃん

> 母とアンティークショップを巡ってます
わっ、いいですね~、日本では行かないので羨ましい。
西洋のものは、そちらで買うほうがお安いようですから眼を見開いて、、、。

> ↓ベトナム人の多いメルボルン
> 私もベトナム人が好きですよ!
きっとお母さまもお好きだと思いますよ。
何か、、、、奥ゆかしくて、古い日本人の心を持っているような気がします。

鍵コメさま

いつもいろんなことを教えていただき、ありがとうございます。
よーく考えて、それから行動です!
でも楽しそうですね♪
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白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
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