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ホキ美術館にて -2-



パンフレット


美術館のオーナーは保木氏。

ご自分で蒐集された絵画を展示するために建てたという建築物。

その変わった外観に驚き、内部を見てみたいと思わせる効果がある。


写実絵


まるで写真である。

ある意味、丁寧に選び抜かれて設定されているモノたちは、作者の意図や

美意識がうかがわれて興味深い。



セッティングが完了した時点で、その絵は決定である。

印象派の絵と異なり、いついつ完成すると断言できる絵でもある。



パンの絵


わたしのお気に入りの絵。

質感、静謐な雰囲気、、、、、。




しかし写真機という文明の利器が登場した今日、何のために、、、、。

   宗教、神話、聖書に歴史絵巻として具現化した表現はわかる。

   また人類未踏の地で見つけた動物や果物、風景などを知らしめるために

   描いた時代もあったであろう。

   肖像画として活躍した時代もあった。




どれを見ても驚嘆し、ご苦労が偲ばれる。

わたしが習ったアメリカ人の先生も写実画だった。

先生は個人的に依頼されて、その人の人生の歩みを思い出の品々を描きこむ

ことで一枚の絵にまとめて表現する仕事をされている。




最後に、館内で最も衝撃を受けた一枚の絵があった。

写真撮影が禁止されていたので紹介は出来ないが、、、、、。

画家の父親の臨終、末期の絵だ。

きっと写真以上に何かを語っているかと思われた。




畳3枚よりも大きい絵。

発表するに当っては賛否両論あり、物議をかもしたのではないか。

凡人のわたしは鑑賞しきれなかった。





       参考:小粋なレストラン「はなう」が館内にある

              食器はすべて リチャード・ジノリ を使っている






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非公開コメント

やはり!

ホキ美術館を案内していただきましたね。
私も行きたいと思っているのですが、なぜか躊躇うものがあります。
なんなのかわかりませんが・・・。
それよりも川村美術館のほうに行ってしまいますね。
何度行っても心躍るミュージアム。
ホキとは全く対照的な具象作品ばかりですが・・・。

ホキの作家は私の知っている人が何人かいます。
皆、広告のイラストレーターからの転身です。
妥当ではない例かもしれませんが、不思議なことに、お笑い芸人がシリアスな役に憧れるに似て、イラストレーターとしてメシを食ってきた人も、
純粋絵画の作家になりたいと願っている者が多いのです。

ところで最近は、芸術といものが判らなくなってきました。
その意味もその区分も・・・。

きっかけを、ありがとうございます。

大きなロブスターに目が行っちゃいました。(笑)

写実といっても、作家のフィルターを通した作品、
きっとどこかに何かの意図が見つかるもの。
このロブスターにも、きっとメッセージがあるから、
こんなに目を奪われるのでしょうね。
多少なりとデフォルメされた絵画はそれがくみ取り易いですけど。
版画が好きでしたので、川村美術館も菱川記念館もよく行きましたが、
最近は美術館が遠くなっちゃってます。

記事を拝見して思い立って、
ホキ美術館に母を連れて行こうかと相談したら、
ちょうど新聞で見た父が乗り気になっています。
家に来るホームヘルパーさんも行ったそうです。
車椅子でも大丈夫、食事もできるそうですね。
平日なら、混んでないでしょうか。

NANTEI さま

こんばんは。
> それよりも川村美術館のほうに行ってしまいますね。
こちらはお庭が好きでよく行きました。最近はご無沙汰ですが。

> ホキの作家は私の知っている人が何人かいます。
> 皆、広告のイラストレーターからの転身です。
意外な発見でした。 
そういえば私の先生も新聞の広告の仕事もしていらっしゃいました。
写真を載せるのではなく、家具店の家具をペン画で描いたり、、、。
とことん ものを見る目があって、そっくりに描き移せる力が問われる仕事です。

写実主義とは、単に見た通りを写し取るのではなく、本質を創造し、更に細部の真実を描ききる。
この域に達したものが本当の写実だと捉えると、なかなか奥が深い。
でも静物はあるがままに描かれているとどこに創造性があり、真実が潜んでいるのか????

> 妥当ではない例かもしれませんが、不思議なことに、お笑い芸人がシリアスな役に憧れるに似て、イラストレーターとしてメシを食ってきた人も、
> 純粋絵画の作家になりたいと願っている者が多いのです。
手厳しいですね。
でもこの例だと私にも理解できそうです。

> ところで最近は、芸術といものが判らなくなってきました。
> その意味もその区分も・・・。
私たちの日常生活や生活環境も区別がなくなりましたね。
親子関係、素人と玄人(昔でいうところの)、プロとアマ、衣服等々、自由のなかにも規律がほしいと思いますが。
思いの丈を書くのはもどかしい、、、、。
会話という便利な方法が世の中にはあるのに、なかなかですね。
ご判読の程、よろしくお願いいたします。

おはなさま

> 写実といっても、作家のフィルターを通した作品、
> きっとどこかに何かの意図が見つかるもの。
この発見が難しいのですよ。
私など、よく描けているなーで終わってしまうのです。

> このロブスターにも、きっとメッセージがあるから、
> こんなに目を奪われるのでしょうね。
なるほど、、、、、そういうふうに鑑賞するのですね。
大きくて立派!食べたい!ではいけませんね。(ジョーク)

> 多少なりとデフォルメされた絵画はそれがくみ取り易いですけど。
ヨーロッパの泰西名画といわれるものに、絵画という手段でメッセージを送っているものが多いですよね。
教育という目的もあったようですし。
私は単に好きか嫌いかの基準で美術館巡りをしています。

> 平日なら、混んでないでしょうか。
日曜日でも混んでいませんでしたよ。
ところが最近は元気な高齢者が平日に日本中を回っていますので、何とも言えませんが。
車椅子でも大丈夫ですし、レストランもきっとお口に合いそうですよ。
おはなさんのお好きな絵がどれか、反応をお待ちしています。

No title

ほー~~!!とっても行きたくなって
動画でホキ美術館に行っちゃいましたよ!
大胆な外観は素晴らしい☆
そして光を考えられた館内も素敵ですね~!
でもでもやっぱり実際に行ってみなければ
マダムが衝撃を受けた絵も見る事ができない。。
来年は行けるかしら??
はなうでマダムとお茶ができるかしら?笑

ぼるんちゃん

> ほー~~!!とっても行きたくなって
> 動画でホキ美術館に行っちゃいましたよ!
それはいい思い付きでしたね。
やはり自分の目で確かめてください。
でも結構不便なところにあるのですよ。
ただいま開館1周年とかでテレビでも取り上げられています。

> はなうでマダムとお茶ができるかしら?笑
渋谷の有名レストランのシェフが腕を振るっているとか、弟子だとか、、、?
二方向に開いている窓からの景色がまたご馳走です。
お茶するときは連絡してね、予約がなかなか取れないので。

素晴らしい!

お邪魔します!
いろんな絵の中・・・
こういう写実的な絵が好きですね~

抽象画は単純細胞のあたしには難しくて・・・

癒されます
だから、「アンドリューワイエス」が好きなんですね~
美術館なんて。。。。どれくらいいってないんだろうか・・・。

twngmg2 さま

> お邪魔します!
お久し振りです。 お邪魔だなんて、、、。

> だから、「アンドリューワイエス」が好きなんですね~
「切なく物悲しい一枚の絵」で検索してみてください。
私のワイエスの絵の思い出です。
今度 過去記事を編集しなおしてみようかと思っています。
以前は読みにくい書き方をしていたので。
それって有り??

> 美術館なんて。。。。どれくらいいってないんだろうか・・・。
大々的なものではなく、ひっそりと少ない展示物のほうがゆっくり鑑賞できますね。
そちらにも面白い美術館があったら教えてくださいな。
プロフィール

白秋マダム

Author:白秋マダム
 
海外生活17年間の思い出と、
時事雑感、日々の暮しについて
エッセイを書いています。

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